44歳なのにセリエBのGKで《評価点トップ》 生ける伝説・ブッフォンの輝きはまだ消えぬ

今季はパルマでプレイしているブッフォン photo/Getty Images

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セーブ率もパス成功率も優秀な大ベテラン

いったい、この男はいつまで優秀な守護神で居続けるのだろうか。トップシーンからは離れてしまったものの、昨夏20年ぶりの復帰を果たした古巣で元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが非常に印象的なパフォーマンスを披露している。

今年1月で44歳を迎えたブッフォンだが、この大ベテランはまだまだ元気だ。プレイする環境こそセリエBとなったが、今季の同選手は正守護神として力強くパルマの守備陣を牽引する存在となっている。ここまではリーグ戦23試合に出場。現時点でパルマはセリエBの13位に沈んでいるものの、この順位に踏みとどまることができているのは彼の活躍によるところも大きいと言っていいだろう。

実際、データサイト『SofaScore』によるブッフォンの評価も高い。ここまでの1試合平均評価点は今季20試合以上に出場したGKの中で最も高い「7.24」をマーク。加えて、セーブ率(79.8%:リーグ3位)やパス成功率(75.13%:リーグGK中1位)でも安定した成績を残している。その堅実なプレイぶりは今なお健在だ。
44歳を迎えながらもながら、依然として安定感あるプレイでチームを支えているブッフォン。全盛期と比べれば力は落ちているかもしれないが、彼はまだ高いクオリティを保っている。28日には現行契約を2024年まで延長したことがクラブから発表されたイタリアのレジェンドGK。これからもブッフォンはピッチ上で頼もしい姿を見せてくれるはずだ。

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