柏にまたも楽しみな逸材が出てくる? 期待の新鋭FW・真家英嵩に刮目せよ

柏の下部組織からはまた将来が楽しみな有望株が出てきている(写真はイメージ) photo/Getty Images

ルヴァンカップではすでにプロ初ゴールも

2022年シーズン、明治安田生命J1リーグで唯一となる開幕2連勝を飾ったのが柏レイソルだ。昨季は15位フィニッシュと低迷を強いられたものの、ひとまず今季は順調なスタートを切った同クラブ。まだ先は長いが、出だしはうまく勢いに乗ることができたと言っていい。

そんな今季の柏において、楽しみなのが下部組織出身選手の成長だ。昨季から評価を高めているFW細谷真大(20)が前線の主力となりつつあり、今季中盤でMF山田雄士(21)が印象的なパフォーマンスを見せている状況は非常にポジティブ。そして、GKには佐々木雅士(19)という有望株も。これまで多くの実力者を輩出してきた柏だが、2022年の同クラブではまたも優秀な下部組織出身者が頭角を現している。

しかし、その細谷や山田以外にも、今季トップ昇格を果たしたなかには非常に興味深い逸材がいる。その選手とは、27日に行われた横浜F・マリノス戦でJリーグデビューを果たしたFW真家英嵩(18)だ。

先日行われたルヴァンカップでトップデビューを果たし、いきなりプロ初ゴールも記録していた真家。その活躍が評価されてベンチ入りを果たした同選手は、この横浜FM戦でも73分から途中出場。デビューから2試合連発とはならなかったものの、彼はプレイした17分間で見せ場も作ってみせた。75分には細谷のラストパスから枠を捉えるシュートも放っており、今後に向けては非常に期待感のあるプレイぶりを見せてくれたと言っていい。187cmのサイズも魅力的で、これからはその高さを生かして前線の起点となる働きにも期待がかかる。

将来は細谷と共に前線の主力となってほしいレイソルアカデミーの最新作。真家英嵩という若者の名前を、今から覚えておいて損はない。

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