近年では最も暴力的なんて声も…… “39歳”になっても落ち着かない悪童DFをどう評価する

今もポルトでプレイするペペ photo/Getty Images

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センターバックとしての能力は極めて高い

最近は悪童と呼ばれる選手も減少傾向にあるが、30代後半に入っても怒りのスイッチを抑えきれない者もいる。今月26日に39歳の誕生日を迎えたのは、FCポルト所属のポルトガル代表DFペペだ。

レアル・マドリードでも長く活躍したペペは、21世紀のサッカー界を代表する暴れん坊DFと言っていい。センターバックとしての能力は高いのだが、1度怒り出すと手がつけられない。

11日に行われたスポルティング・リスボンとのライバル対決でもペペは終盤に相手チームと揉め事を起こし、乱闘の末に退場処分を受けている。39歳になっても落ち着きがないのは何ともペペらしい。チームのキャプテンも任されているのだが、そんなことはお構いなしだ。
ただ、30代後半に入ってからも高いパフォーマンスを維持している点は見事だ。クラブとは2023年夏まで契約を結んでおり、ポルトガル『A BOLA』はペペがまだ現役引退を考えていないと伝えている。

ポルトガル代表でも歴代4位となる123試合に出場し、昨夏のEURO2020にもフル出場していた。実力的には今年のワールドカップ・カタール大会にも参戦できるはずで、まずは3月の欧州予選プレイオフを勝ち抜きたいところ。

SNS上では「近年では最も暴力的な選手」なんて声も出ているが、実力的にはポルトガルサッカー史に名を残す名センターバックなのは間違いない。リカルド・カルバーリョとも競り合える選手だろう。

怪我も少なく闘争心も溢れに溢れており、ペペもまたあらゆる意味で鉄人のベテランプレイヤーと言えそうだ。

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