ついにJ1でその能力は爆発するのか レイソルの攻撃を司るM・サヴィオの挑戦

今季J1で開幕から好調のM・サヴィオ photo/Getty Images

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開幕から好調の元U-20ブラジル代表MF

いよいよJ1の舞台で元ブラジル世代別代表の実力を遺憾なく発揮するときが来たのか。その元ブラジル世代別代表の選手とは、柏レイソルで今季から10番を背負うMFマテウス・サヴィオだ。2019年夏の加入以降、怪我の影響もあってなかなか年間を通してその実力を発揮することができていなかった同選手。しかし、2022年の彼はついにその能力を存分に見せつけることとなるかもしれない。

かつてはブラジルの名門フラメンゴに所属し、同クラブ期待の逸材として注目されていたM・サヴィオ。2017年に行われた南米ユース選手権では、U-20ブラジル代表の一員としてFWリシャルリソン(現エヴァートン)やMFルーカス・パケタ(現リヨン)といった選手たちと共闘した経験も持っている。

そんなM・サヴィオは今季開幕から好調だ。ここまでチームがこなしたリーグ戦2試合において、早くも1ゴール1アシストを記録する活躍を見せている同選手。データサイト『SofaScore』によると、ドリブル成功数(6回)やキーパス数(9本)でもリーグトップタイの数字をマークしており、彼はその技術の高さを存分に見せつけている。同サイトによる1試合平均評価点もリーグトップの「8.30」。その好調ぶりはあらゆるデータから見て取れる。
まだシーズンは始まったばかりだが、2022年の柏でひとまず好スタートを切ることに成功したM・サヴィオ。今季からレイソルで新たに10番のシャツを身に纏う男は、はたしてどこまでの成績を残してくるのか。今年は怪我なくフルシーズンを戦ってほしいところだ。

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