ドイツにやってきた新星は《266分間ノーゴール》 アメリカのエース目覚めの一撃はまだか

アウグスブルクに加入したペピ photo/Getty Images

19歳の現代表エースに集まる視線

クラブのサポーターだけでなく、アメリカのサッカーファン全員がその時を待っていることだろう。アメリカ代表期待のワンダーボーイである19歳FWリカルド・ペピのブンデスリーガ初ゴールがいつ決まるかを。

ペピはアメリカ・MLSのFCダラスで結果を残し、今冬にドイツ1部のアウグスブルクへ移籍。もう主力として試合には出ているのだが、リーグ戦6試合をこなしてもまだ得点が生まれていない。現アメリカ代表のエース候補であるだけに、アウグスブルクのサポーターもそろそろ決めてほしいと思っているのではないか。

ブンデスリーガ公式によると、ペピは2月27日のドルトムント戦前に良い感触を掴んでいると話していた。初のブンデスリーガながら、徐々に良くなっているとの感覚があるという。

「ここではより運動量が求められ、よりアグレッシブだ。すべてのプレイがダイナミックなんだ。僕は若い年齢でMLSからブンデスリーガに来ていて、これは大きなステップだ。ここで良い選手となり、リーグで結果を残すために我慢も必要とは感じているよ。僕はここに成長のためやってきた。週を重ねるごとに良い感覚は得ている。少しずつ適応しているし、もうすぐゴールはくるよ。出来るだけ早くゴールを決めて、チームを助けたいけどね」

何より移籍したアウグスブルクはリーグ戦で15位に沈んでおり、まだ降格の危険性を残している。今こそゴールが必要で、サポーターとクラブは今冬に加えたペピに賭けているところもあるだろう。

また、ペピがここまで出場した6試合は2分4敗と白星が1つもない。ペピとしては初得点に加えて初勝利も欲しいところで、まずは5日に予定される14位アルミニア・ビーレフェルトとの一戦で目覚めの一撃を決めたい。

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