「セルティックは中村俊輔を決して忘れない」 ブッフォンたちと同じ40代のレジェンドは今季も走り続ける

中村俊輔が誇る左足は健在だ photo/Getty Images

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世界が見つめるJのベテランスター

近年は30代後半、あるいは40代に入っても活躍するサッカー選手が増えており、2月28日にはイタリア・パルマでプレイする元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが2024年までクラブとの契約を延長したことを発表した。契約通りにいけば、ブッフォンは46歳までプレイを続けることになる。パルマはセリエBに所属するクラブだが、それでも44歳のブッフォンが主力を守っているのは見事だ。

そのブッフォンと同じ1978年生まれなのが横浜FCでプレイする元日本代表MF中村俊輔だ。僅か1分ではあったが、中村はさっそく今年のJ2開幕戦となった2月19日の大宮アルディージャ戦でピッチに立っている。再びJ1の舞台を目指す戦いがスタートしたのだ。

中村が今も現役を続けていることは英『Daily Star』も取り上げており、「セルティックのサポーターは中村俊輔を決して忘れない。2006年にチャンピオンズリーグでマンチェスター・ユナイテッドを沈めるフリーキックを決めたマジシャンが今もフットボールを続けていることは注目に値する」と昔を懐かしんでいる。あの伝説のフリーキックから約15年の時が経過したことになるが、今も日本が世界に誇る左足は精度抜群だ。
そんな中村、ブッフォンより1つ年上ながら現役を続けているのは44歳のブラジル人DFイウトンだ。イウトンの凄いところは、昨季もモンペリエの主将としてリーグ・アンでセンターバックを29試合もこなしているところにある。欧州5大リーグの1部で40代のDFがシーズンを通して活躍するのは簡単なことではない。

モンペリエとの契約は昨季で満了となったが、イウトンは2月にフランスの3部に相当するナショナルに所属するFCセト34と契約を結んでいる。44歳になった今も現役を続行する野心は見事だ。

他にもミランで活躍するFWズラタン・イブラヒモビッチ、レアル・ベティスFWホアキン・サンチェス、パラグアイのリベルタで活躍するFWロケ・サンタ・クルス(全員40歳)、そして何と言っても鈴鹿ポイントゲッターズと契約した54歳のFW三浦知良も忘れてはならない。

同メディアは三浦について若返りの水を飲んだと表現し、現役最年長プレイヤーとして取り上げている。もちろん目指すはゴールであり、世界がネットを揺らす瞬間を待っている。

注目されているのは若手だけではない。最近は40代に入っても活躍する選手が増えており、トップコンディションを維持するベテランたちへの注目も集まっている。彼らはサッカーの常識を覆す存在であり、2022年にどんな成績を残してくれるか楽しみだ。

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