昨季もJ1を戦った元日本代表が関東1部に クロアチアでもプレイしたDFは実力者たちと成長を遂げる

昨季はJ1で19試合に出場した伊野波 photo/Getty Images

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昨季は横浜FCに所属した伊野波

日本代表も経験し、クロアチアでもプレイした日本人プレイヤーの所属先が決定した。昨季横浜FCを退団した伊野波雅彦は関東社会人1部リーグの南葛SCへと加入することが決まっている。

FC東京や鹿島アントラーズでブレイクを果たした伊野波は、2008年からJ1連覇を経験する。2011年にはアルベルト・ザッケローニ監督率いる日本代表に選出され、アジアカップ準々決勝のカタール戦で決勝ゴールを決めて優勝に貢献。同年からはクロアチアのハイドゥク。スプリトへ移籍して海外組の仲間入りを果たす。

欧州でも途中加入ながら15試合1得点を記録して活躍を見せた。しかし給与未払いなどの問題が生じ、日本への帰国を決意。その後はヴィッセル神戸、ジュビロ磐田、横浜FCで活躍して今季はフリーの状態が続いていた。

伊野波はセンターバックにサイドバック、ボランチなど、守備的なポジションであればどこでもプレイ可能である。昨季までプレイしていたJ1では通算281試合に出場しており経験も豊富であり、彼はそのユーティリティ性によって、Jリーグ入りを目指す南葛でも高い存在感を発揮するだろう。

またチームはすでに稲本潤一や今野泰幸といった守備の実力者たちを獲得。彼らとともにプレイすることで伊野波もさらなる成長を遂げることだろう。36歳となった伊野波だが、今後の活躍にも大いに注目だ。

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