今季は“45ゴール”でフィニッシュ? 圧倒的すぎる2部最強ストライカーの得点力

今季チャンピオンシップで得点を量産しているミトロビッチ photo/Getty Images

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50ゴールも状況次第では可能か

はたしてこの男、いったい今季は残り試合であとどれほどの得点を積み重ねるのだろうか。2021-22シーズン、チャンピオンシップ(英2部)で圧巻のゴールラッシュを披露しているのはフラムのセルビア代表FWアレクサンダル・ミトロビッチだ。

今季開幕から得点を量産し続け、現在はその数字をリーグ戦32試合の出場で34ゴールとしている同選手。これまでチャンピオンシップにおけるシーズン最多得点記録は昨季ブレントフォードのFWイヴァン・トニーがマークした31ゴールだったが、ミトロビッチはそれをあっさりと更新してしまった。

そんなセルビア代表FWだが、はたして今季あと残り10試合で彼はどこまでその得点数を伸ばしてくるのだろうか。現時点でのペースを考えると、出場90分あたりの得点数は「1.093」となっているだけに、10~11ゴールを上乗せした44~45ゴールあたりが現実的と言えるか(残りのリーグ戦は10試合)。驚異的な数字だが、かつてマンチェスター・ユナイテッドなどで活躍したルイ・サハ氏もその線が妥当との見解を示している。
「ミトロビッチの活躍は本当に素晴らしいね。おそらく、彼の得点数は40ゴール半ばで落ち着くんじゃないかな。それ以上にゴール数を伸ばしたいのであれば、カギを握ってくるのはチームメイトがPKを獲得できるかどうかだ。フラムは強いから、決して不可能ではないと思うよ。チャンピオンシップは厳しいリーグだけど、彼はそのなかでも最高のクオリティを示している。今のミトロビッチならどこへ行っても活躍できると思うよ」(英『Daily Mirror』より)

せっかくなら50得点という大台を目指したいところだが、そこへ到達するためにはチームメイトも協力も必要になってくるか。楽しみになってきたミトロビッチの得点数。一体、この男は今季後どれほどゴールネットを揺らし続けるのだろうか。

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