ベンゼマのように何でもできるFWへ “10得点7アシスト”の成績残すグイリはステップアップの時だ

ニースで活躍するグイリ photo/Getty Images

リーグ・アンで2シーズン続けて二桁得点

本格ブレイクまでには少々時間がかかったが、Newカリム・ベンゼマ候補とフランスで注目を集めている若者がいる。

ニースでエースアタッカーへと成長した22歳のフランス人FWアミーヌ・グイリだ。

10代の頃より有名だったグイリは、2017年に行われたU-17ワールドカップで9得点と大爆発。U-17フランス代表は準々決勝で敗れたが、グイリはグループステージから2度もハットトリックを記録したこともあって大会得点王を獲得。次世代のスター候補と話題になった。

そこからは所属するリヨンでなかなか出番を掴めなかったが、2020年に移籍したニースでついに才能が開花。昨季はリーグ・アンで12得点7アシストの成績を残し、今季もすでに10得点7アシストだ。

英『HITC』はこの活躍からイングランドのウェストハム、ニューカッスル、さらにはイタリアのミランも注目していると取り上げており、グイリのことをNewベンゼマ候補と見ている。ベンゼマとタイプが同じというわけではないが、センターフォワードながらグイリはチャンスメイク力も高い。それはアシスト数にも表れており、前線で何でも出来るタイプのアタッカーと評価されているのだ。そこはベンゼマとの共通点か。

世代別代表では騒がれたものの、まだグイリはA代表でプレイできていない。本人もそこは目指しているはずで、ニースからステップアップを果たして代表入りへ繋げたい。フランス代表としてもベンゼマの後継者になってもらえれば言うことなしだ。

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