《アントラーズのダイナモ》と呼ばれる日も近い? 途中出場から光った仲間隼斗の献身性

今季の鹿島にとって、仲間の加入は大きな意味を持つこととなるかもしれない(写真はイメージ) photo/Getty Images

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25分間で走行距離“4.364km”を記録

6日に行われた明治安田生命J1リーグ第3節にて、前節までリーグ戦2連勝を飾っていた柏レイソルを1-0で退けた鹿島アントラーズ。直近の公式戦2試合では連敗を喫していたものの、同クラブはこの試合で嫌な流れを断ち切ることに成功している。

そんな柏戦にて、印象的なパフォーマンスを見せた新加入選手がいる。その選手とはMF仲間隼斗。今回は昨季まで所属していた古巣との対戦となった同選手。そのぶん気合が入っていた部分もあったのか、彼はこの試合で非常にポジティブなプレイぶりを披露してみせたのだ。

この試合で61分に途中投入されると、鹿島のエンジンとなって縦横無尽にピッチを駆け回った仲間。65分にリードを奪った後の鹿島において、彼の存在感は際立っていたと言っていい。果敢に前線からボールを奪いに行くだけでなく、足を止めずにプレスバックしてセカンドボールを奪う。決して華のあるスタイルではないかもしれないが、その泥臭い仕事ぶりは間違いなく評価されるべきだろう。
そして、Jリーグ公式サイトによると、この試合における仲間は25分間のプレイタイムで4.364kmの走行距離を記録。90分換算すると15~16kmにもなる数字を叩き出していたというのだから驚きだ。もちろん、90分間プレイしていたとして、その数字を叩き出せるかはわからない。しかし、仲間がかなりのハイペースで走り回っていたことは窺い知ることができるデータとなっている。

この柏戦におけるプレイぶりによって、多くのファンのハートを掴んだであろう仲間。ひたむきに自分の仕事をこなすファイターは今後もアントラーズにとって大きな戦力となるはずだ。

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