移籍後初アシストを決めた大畑歩夢 浦和の将来を担う若き左SBは攻守に存在感示す

埼スタでスタメンを飾る大畑 photo/Getty Images

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江坂の先制点となるクロスを供給した

浦和レッズはJ1第3節で湘南ベルマーレと対戦し、2-0で勝利した。この試合で先制点をアシストしたのは、今季から浦和へと加入して先発出場している大畑歩夢だ。

試合が動いたのは16分、アレクサンダー・ショルツの楔のパスを受けた江坂任がオーバーラップしていた大畑にボールを送る。大畑はダイレクトで再び江坂へグラウンダーのクロスを送ると、江坂がゴールネットを揺らして貴重な先制ゴールを決めた。

大畑のダイナミックなプレイとフリーの江坂を見逃さなかった判断力が、先制点のアシストに大きくつながった。今季3試合目の先発となった大畑は、以前も積極的なオーバーラップを見せていたがゴールにつながるシーンを作ることはできていなかった。埼玉スタジアムに駆け付けた多くのサポーターへ移籍後初アシストでアピールに成功する。

今シーズンにサガン鳥栖から移籍した大畑だが、昨季からの怪我の影響もあり序盤戦は出場も危ぶまれた。それでも開幕戦から途中出場を果たし、ホーム開幕戦ではスタメン出場するなど、日増しに存在感を高めていた。小柄ながらフィジカルが強く攻守において連動性のあるプレイができ、現在20歳と将来も楽しみな逸材は、浦和にとって今後も貴重な戦力になりそうだ。

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