ジルー&イブラをバックアップする人材確保へ ミランが狙うはフィジカル自慢のリヴァプールFW

ミランの補強候補に名前が浮上しているオリギ photo/Getty Images

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今季限りで契約満了のベルギー代表FW

2022年夏の移籍市場にて、ACミランが補強すべきとされるのが最終ラインと最前線だ。センターバックは今季シモン・ケアーの離脱を筆頭に人員が不足しており、センターフォワードはオリヴィエ・ジルーとズラタン・イブラヒモビッチがいずれも35歳以上を迎えている。ほかにもいくつか補強したいポイントはあるが、現時点でロッソネリが最も優先すべきはこの2つのポジションと言えるだろう。

そんなミランだが、どうやら最前線の補強に関しては良い候補を見つけたようだ。夏のマーケットに向けて、同クラブはリヴァプールのストライカーに目をつけたという。

そのストライカーとは、ベルギー代表FWディボック・オリギ。伊『calciomercato』によると、ミランは今季限りでリヴァプールとの現行契約が満了を迎える同選手を夏にフリーで確保する計画を持っているようだ。まだ具体的な交渉は行っていないとのことだが、今後は選手側へのアプローチが増えていくのではと同メディアは伝えている。
今季はリヴァプールで公式戦14試合に出場し、5ゴール3アシストの成績を残しているオリギ。出場機会こそ少ないものの、彼はわずかなプレイタイムでしっかりと結果を残している。ゴールに絡む力はいまだ健在で、かつ前線で起点となれるだけのフィジカルも備えている選手だ。ジルーやイブラヒモビッチに似たタイプのCFを探すミランにとって、オリギはうってつけの人材と言えよう。

それでいて移籍金もゼロというのだから、確保できればミランにとってこの上なく嬉しい補強となるオリギ。伊『Gazzetta dello Sport』によると、ほかにはナポリも獲得に動いているようだが、はたしてミランはこのベルギー代表FWを無事に確保することができるのか。今後は強化部門の腕が試されることとなりそうだ。

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