35歳を迎えた今が全盛期? 《17得点に絡んで、人一倍走る》セリエAのベテラン戦士

今季サンプドリアで奮闘を見せているカンドレーヴァ photo/Getty Images

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吉田麻也と共闘するベテランMFに刮目せよ

このベテランMFは35歳にして全盛期を迎えたのだろうか。2021-22シーズン、セリエAでそんなことを感じさせるパフォーマンスを披露しているのが、サンプドリアに所属する元イタリア代表MFアントニオ・カンドレーヴァだ。

DF吉田麻也やFWファビオ・クアリアレッラなど、そのスカッドには30代以降も素晴らしい活躍を見せている選手が多いサンプドリア。そのなかでも今季ひときわ輝きを放っているのがカンドレーヴァだ。主に右サイドのアタッカーやインサイドハーフとして、21-22シーズンはセリエAで26試合に出場している同選手。そのなかで積み上げた成績は7ゴール10アシスト。合計で17得点に絡んでいるというのは、今季セリエAで5番目に多い数字となっている。

加えて、さらに興味深いのは彼の走行距離だ。セリエA公式サイトによると、21-22シーズンのリーグ戦で記録しているカンドレーヴァの1試合平均走行距離は10.789km。これはMFモアテン・トルスビー(11.648km)に次ぐチーム2位の成績となっており、このベテランMFは35歳となってもチームのためにピッチを縦横無尽に駆け回っているのだ。リーグ全体でも12位にランクインしており、彼がサンプドリアでどれほど奮闘しているかはこうしたスタッツからも窺い知ることができるだろう。そんなカンドレーヴァに関しては、伊『Leggo』も「今が彼の全盛期なのかもしれない」との見方を示している。
30代半ばを迎えながらも、サンプドリアで抜群の貢献度を誇るカンドレーヴァ。吉田と共闘するベテランMFはまだまだ元気だ。

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