インテル行きを逃してから1年後に巡ってくるチャンス セリエAで視線集める万能の中盤戦士

今季終了後の去就に注目が集まるナンデス photo/Getty Images

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ユヴェントスとローマが興味

昨夏移籍市場にて、この中盤戦士はインテルへのステップアップが濃厚とも各方面で報じられていた。しかし、結局その移籍は実現せず。本人としては練習をボイコットしてまでインテル行きのチャンスを掴みに行ったのだが、MFナイタン・ナンデス(26)は今季もカリアリに留まってプレイを続けることとなっている。

かねてよりその能力は各方面から高く評価されていたナンデス。攻守両面で高い貢献度を誇る彼は、上位クラブでの十分に通用する実力の持ち主と言っていいだろう。中盤や両サイドのアタッカーをマルチにこなすことができる点も魅力的で、たとえ定位置を獲得できなくともチームにとっては重宝される選手だ。それだけに、カリアリからのステップアップには期待がかかっていたのだが、ようやく巡ってきた昨夏のチャンスはインテルの補強戦略変更によって消滅することとなってしまった。

とはいえ、そんなナンデスには来夏にも上位クラブ行きのチャンスが訪れるかもしれない。伊『calciomercato』によると、現在の彼にはユヴェントスとASローマの2クラブが獲得に関心を示しているという。いずれのクラブも同選手の能力は高く評価しているようで、ナンデス自身もオファーを受ければ真剣に検討する構えを見せているようだ。
インテル行きの夢は一度潰えてしまったナンデスだが、彼は1年遅れて上位クラブでのキャリアをスタートすることとなるのだろうか。本人もよりレベルの高いクラブにおけるプレイを望んでいるとされるだけに、そのモチベーションは高いはず。環境を変えてもその特性を存分に活かして活躍できるポテンシャルは備えているとあって、移籍となれば新天地で活躍するナンデスのプレイに注目したいところだ。

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