J・アルバの後継者はポルトガルで輝くカンテラ出身者? バルサが呼び戻したいレフティーとは

現在はベンフィカでプレイしているグリマルド photo/Getty Images

今ではベンフィカの主力に

かつて手放した才能ではあるものの、バルセロナはカンテラ育ちのレフティーを今夏ポルトガルから呼び戻すこととなるかもしれない。ジョルディ・アルバの後継者として、現在の同クラブはベンフィカで躍動している男に目をつけているようだ。

その選手とは、ベンフィカでプレイするDFアレハンドロ・グリマルド(26)。2015年1月にバルセロナBからベンフィカへと向かった選手だが、ここにきてブラウグラナは夏の移籍市場で彼をチームに呼び戻すことを計画しているとスペイン『AS』が伝えている。かねてよりJ・アルバの後継者問題解決は急務とされていたなか、頼るのはクラブのスタイルを知るレフティーのようだ。

今季でベンフィカ在籍7シーズン目を迎えたグリマルド。21-22シーズンはここまでリーグ戦23試合に出場して5ゴール5アシストを記録している。左サイドバックやウイングバックをそつなくこなしており、今やポルトガルの強豪とって必要不可欠な存在だ。積極的な攻撃参加に加えて、抜群のキック精度を生かしたプレイスキックも魅力的な同選手。ポジショニングやスペースへのフリーランニングで違いを作ることができるJ・アルバとはややタイプが異なるものの、彼もまた優秀な左SBであることは間違いない。獲得となればバルサにとっては大きな力となるはずだ。

加えて、その移籍金は2000〜3000万ユーロ程度で収まる可能性が高いと『AS』が伝えている。決して格安というわけではないが、彼ほどの実力者をこの金額で確保できるのはお得と言っていい。そんなグリマルドだが、はたしてバルセロナは夏の移籍市場で無事にこのレフティーを呼び戻すことができるのか。今後の動向には注目だ。

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