サラー、マフレズ、サカ、アセンシオ…… 右サイドで輝く“レフティーアタッカー”が大ブームだ

サラーが現No.1の右ウイングか photo/Getty Images

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試合を決める右ウイングがズラリ

このポジションに限った話ではないが、ここ最近は右のウイングに入るプレイヤーの活躍が目立っている。1番はリヴァプールFWモハメド・サラーだ。今や世界最高の選手と言っていいほどの活躍を見せており、右のウイングを中心に得点を量産している。

ただ、凄いのはサラーだけではない。ライバルのマンチェスター・シティでは同じレフティーのリヤド・マフレズがハイパフォーマンスを維持している。サラーとはタイプが異なるが、細かいタッチで相手を翻弄するテクニックに加えて得点力も増している。ワールドクラスの右ウイングと言っていい。

さらにプレミアリーグではウェストハムFWジャロッド・ボーウェンも評価を伸ばしている。こちらもレフティーアタッカーで、今季はリーグ戦で8得点10アシストの成績を残している。今では移籍情報サイト『Transfermarkt』の市場価値も3500万ユーロまでアップした。ビッグクラブに行ける逸材だろう。

ウェストハムのボーウェンにはステップアップの可能性 photo/Getty Images

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中には移籍市場の主役になる選手も

他にもプレミアリーグではアーセナルFWブカヨ・サカ、リーズ・ユナイテッドFWハフィーニャも高い実力を持つ。サカはイングランド代表でも主力候補であり、25歳のハフィーニャも昨年にセレソンデビューを済ませている。所属するリーズは元気がないが、市場価値は4000万ユーロだ。ビッグクラブでプレイすべき実力者だ。

プレミアリーグのプレイヤーが目立つが、他にはレアル・マドリードFWマルコ・アセンシオ、パリ・サンジェルマンFWアンヘル・ディ・マリアもハイレベルなレフティーアタッカーだ。

左利きではないが、バイエルンで得点を奪えるウイングへ成長したドイツ代表FWセルジュ・ニャブリもワールドクラスと言っていい。今季はブンデスリーガで10得点4アシストの成績を残しており、得点とチャンスメイクの両方でチームに貢献できる。

英『FourFourTwo』は現世界最高の右ウイングにサラーを指名しており、現段階では満場一致だろう。しかし将来的にはサカやハフィーニャといった選手もトップへ近づいてくるはず。ニャブリは右利きだが、右サイドから左足で切り込んでくるアタッカーたちは現代サッカー界で大きな注目を集めている。

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