昨季の輝きは取り戻せないのか ミランで燻るコートジボワール代表MFの未来は

今季はミランで十分なパフォーマンスを発揮できていないケシエ photo/Getty Images

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近頃はやや持ち直しているが……

昨季はACミランの絶対的な中心選手として機能したものの、今季の彼は一体どうしてしまったのか。もうシーズンも終盤戦を迎えるが、コートジボワール代表MFフランク・ケシエの調子は思うように上がってこない。

今季は開幕からミランとの契約延長問題が取り沙汰され、今も周囲が落ち着かない状況が続いているケシエ。その影響からか、21-22シーズンの同選手は昨季ほどの存在感を見せつけることができていない。現在の彼に関して話題となっているのは、そのプレイよりも移籍の話が中心だ。

近頃はブラヒム・ディアスに代わるトップ下として出場機会を増やしているものの、まだまだ昨季の輝きには届きそうもない。少し前と比べればまだチームに貢献できるようになったのだが、彼本来の実力を考えれば現状が物足りないのは間違いないだろう。現地時間12日に行われたエンポリ戦ではキープしてほしいところでのボールロストも散見され、ケシエのパフォーマンスには現地のファンからも厳しい目線が向けられている。
「彼の心はもうミランにないのかもしれない」

「去年が出来過ぎだったのかもね」

「どうしてここまで変わってしまったのか……」

「最近は以前ほど悪くないけど、このパフォーマンスならクルニッチでいいね」

SNS上ではこのような意見も散見されており、ミランでの立場が日に日に厳しいものとなっているケシエ。契約延長問題によって周囲からの視線が厳しくなっている節もあるが、はたしてコートジボワール代表MFはこの調子のままシーズンを終えることとなってしまうのか。もう一度トップフォームを取り戻してほしいところだが、その未来はいかに。

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