鹿島の新和製2トップが今季は得点を量産か 互いの良さを補完しあう両ストライカー

2トップの互換性を語った鈴木 photo/Getty Images

鈴木のゴールが勝利を呼ぶ追加点に

鹿島アントラーズはJ1第4節でヴィッセル神戸と対戦し、2-0で勝利した。今季鹿島へと復帰した鈴木優磨と上田綺世の日本人2トップが得点力の高さを見せつけて攻撃陣をけん引している。

神戸戦のゴールで今季2得点目を記録した鈴木、上田も4試合2ゴール1アシストと序盤戦から結果を残している。どちらもストライカーとしてのセンスがあり、得点力の高いFWなだけにレネ・ヴァイラー監督の下で、さらに実力を付けることだろう。

また互いの特長を理解して良さを最大限に発揮できている。神戸戦の試合後、鈴木は上田との2トップの関係性について「僕が足元で受けて(上田)綺世が裏に抜ける形が多くなっている」と振り返った。

周りを活かす動き方やゴール前へと飛び出すタイミングの良さが武器の上田が、前線から積極的に相手ゴールに襲い掛かる。その中で、オフザボールの動き出しの技術が高い鈴木は、上田のボールやこぼれ球を拾って2次攻撃につなげている。得点シーンも上田が競ってこぼれたボールに鈴木が上手く反応してゴールを奪った。互いの良さを補完しあって、より良い関係性が築けているのだ。今季2人がどれほど得点を積み上げていくか期待したい。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ