武藤、大迫離脱で顕著となった神戸の課題 エースに代わるFWの台頭はあるか

終盤には菊池、槙野らを前線起用も実らず photo/Getty Images

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鹿島に決定機作れず無得点で敗れる

ヴィッセル神戸はJ1第4節で鹿島アントラーズと対戦し、0-2と敗戦した。武藤嘉紀と大迫勇也というチームのエース2枚が怪我を負って離脱する中で、彼らに続くストライカーの台頭が期待される。

今試合は佐々木大樹とリンコンの2トップで挑んだ神戸。しかしブエノと三竿健斗のセンターバックコンビに決定機をつくることはできず。前半で負傷交代となった佐々木に代わって小田裕太郎が入るも、3選手で放ったシュートは3本のみ。支配率では63%とボールを支配しながら、枠内シュートは4本にとどまるなど、寂しい結果となってしまう。

昨季は夏に古橋亨梧がセルティックへ移籍するも、大迫と武藤、ボージャン・クルキッチの加入でJ13位まで上り詰めた。しかしその3人が加入する以前から、ドウグラスや田中順也といった出場機会が少ないながら結果を残したストライカーたちの貢献度も大きい。

武藤は長期の離脱となり、大迫と藤本憲明も負傷して起用できない状況下で誰がゴールを決めて神戸を勝利に導くのか。AFCチャンピオンズリーグのプレイオフも始まる中、神戸の今季の課題が序盤から露呈することとなった。

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