スピードと身体能力でリヴァプールFW陣をけん引 中央でもウイングでも輝けるマネ

身体能力を見せつけているマネ photo/Getty Images

離脱者の穴を埋める活躍

今季はロベルト・フィルミーノが怪我での離脱が増え、最近ではディオゴ・ジョタも負傷していることから、リヴァプールの3トップの中央はサディオ・マネが務めている。ウイングが主戦場の彼だが、中央でも自らの良さを十分に発揮している。

第28節のブライトン戦ではモハメド・サラーとルイス・ディアスとともに3トップで先発出場した。中央で下がりながらボールを受けてポゼッションに参加するだけでなく、前を向いてドリブルで仕掛けるシーンなど、自身の特長を活かした。

今試合で特徴的だったのは、マネの“強さ”だ。デュエル勝利数では9回中「7度」勝利している。自らの身体能力の高さを活かしてフィルミーノやジョタのように前線の起点となっているのだ。

ウイングではスピードを活かした突破で得点を奪う同選手だが、中央でも高いパフォーマンスでユルゲン・クロップ監督の戦術の幅を広げている。ルイス・ディアスが即戦力として輝き、フィルミーノとジョタが復帰している中、FWのスタメン争いも激化してくるが、ファーストチョイスには万能なマネが選ばれるだろう。

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