川崎戦で失点に絡むミスも…… 片野坂監督の信頼に応えたG大阪GK石川慧の好守

浦和戦でも好守を見せた石川 photo/Getty Images

石川が好セーブを見せる

J1第4節でガンバ大阪はジュビロ磐田と対戦し、1-1のドローで決着した。今試合で先発出場した石川慧は、好セーブを見せて磐田の猛攻を凌ぐ。指揮官から信頼された守護神は、名誉挽回の活躍を果たした。

13分に大森晃太朗に失点を喫したG大阪だが、その後は追加点を許さずに耐え抜く。石川は今試合でセーブ数「3」を記録し、決定機を防ぐ活躍でチームに勝ち点をもたらしている。

そんな石川は前節の川崎フロンターレ戦で、自身のミスからレアンドロ・ダミアンの失点に絡んでしまい、チームは終盤に勝ち星を逃してしまう。それでも片野坂知宏監督は、「(石川)慧も切り替えて準備して、勇気を持ってピッチに立ってくれた」と石川を起用。「サポーターが石川を応援してくれて彼も勇気が湧いたと思う(片野坂監督)」とサポーターの声援を受けながら、指揮官とサポーターに好プレイで応えた。

東口順昭という絶対的な守護神を欠くG大阪だが、浦和レッズ戦でも好セーブを連発して無失点に抑え勝利を手繰り寄せるなど、石川の活躍がチームに好循環をもたらしている。新体制で戦う今シーズン、彼の台頭は大きな収穫だろう。

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