リヨンが放出容認となればアワールはどこへ行く どうしても確保したい“2クラブ”とは

今夏移籍の可能性が取り沙汰されているアワール photo/Getty Images

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今夏の移籍は濃厚か

はたして、フランスのテクニシャンは今夏ステップアップを果たすこととなるのだろうか。現在、かねてより欧州ビッグクラブからの関心が噂されていたフランス代表MFフセム・アワールの周囲が再び慌ただしくなってきている。

その最大の理由となっているのが、彼の契約期間だ。所属するリヨンとアワールの現行契約は2023年6月までとなっており、満了を迎えるまで1年半を切っている状況。契約満了で放出となればクラブは移籍金による収入を得られないだけに、リヨンは今夏のアワール退団を容認する可能性が高くなっていると各現地メディアが伝えている状況だ。かねてより各方面からの関心が噂されていたフランス代表MFだが、ついに新天地へ向かうこととかなるかもしれない。では、その行き先候補にはどんなクラブがあるのか。

まず真っ先に挙げることができるのはアーセナルだろう。かねてよりミケル・アルテタ監督がその能力を高く評価しているとされる同クラブは、今なおアワールへの関心を失っていないと英『Daily Mirror』などが伝えている。中盤の補強に関してはアワールを最優先候補としているようで、リヨンが放出を決断となれば名乗りを挙げる可能性が高い。
しかし、そのアーセナル以外にもアワール獲得に乗り出すとされるクラブは少なくない。なかでもインテルは現在彼の獲得に強い関心を示していると伊『calciomercato』が伝えている状況だ。現時点でネッラズーリはMFマルセロ・ブロゾビッチやMFニコロ・バレッラの稼働率や彼らが不在となった際のバックアッパー問題に頭を悩ませている状況。彼ら2人のタスクをこなしつつ、クオリティも落とさない実力者が欲しいと考えればアワールはうってつけの存在と言えるだろう。獲得に興味を示すのも頷ける。

その行き先候補は他にもある。しかし、現時点で最もアワールを欲しているのはアーセナルとインテルの2クラブか。まだ先にことはわからないが、フランス代表MFの去就からは今後も目が離せない。

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