第3CBでも様々な経験を積んだシーズンに 世界一のCBの隣で成長を続けるコナテ

将来のリーダーとなれるか photo/Getty Images

FAカップでは格下と戦う難しさを痛感

リヴァプールはFAカップ準々決勝でノッティンガム・フォレストと対戦。終盤にディオゴ・ジョタがゴールを奪って1-0と勝利し、マンチェスター・シティの待つ準決勝へと駒を進める。

今試合でスタメン出場したイブラヒマ・コナテは、フィルジル・ファン・ダイクとコンビを組んで強度の高い守備を披露する。序盤から勢いよくプレッシングを仕掛け、ボールを奪いに来るノッティンガム・Fに対し、自身のフィジカルを活かして対応し、相手を自由にやらせず。またボールポゼッション時には、パスだけでなくドリブルで推進力を見せた。

ノッティンガム・Fはチャンピオンシップを戦うクラブであり、格下ということにはなるが、アーセナルやレスターを破って勝ち進んでいる力のあるクラブだ。コナテのマークをはがしてチャンスを作るなど、得点につながるシーンも見受けられ、コナテからすれば肝を冷やした場面もあったはずだ。それでもコナテは、球際に最後まで厳しく守備をおこない失点を許さず。

今季にライプツィヒからリヴァプールへ加入したコナテは、出場機会こそそれほど多くないものの、多くの経験を積んでいることだろう。強度の高いプレミアリーグの試合を体感し、世界最高峰のUEFAチャンピオンズリーグでも優勝を目指して先発で戦うなど、充実したシーズンであるはずだ。また世界一のセンターバックとコンビを組むことで気づかされることもあるはずで、今季様々なピッチに立った男は、さらなる成長を遂げていくことだろう。

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