セリエAで“タミー・タイム”は止まらない 永遠の都で復活遂げるイングランドの点取り屋

ラツィオ戦でも2ゴールの活躍を披露したエイブラハム photo/Getty Images

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コンスタントに得点を奪うローマのエース

昨季チェルシーで厳しい立場に置かれていた頃の姿など何処へやら。昨夏イタリアへとやって来たストライカーは、永遠の都で復活を遂げている。今季プレイしているASローマにて、ここまでコンスタントにゴールを積み重ねているのはイングランド代表FWタミー・エイブラハム(24)だ。

チェルシーではやや伸び悩みを見せていたものの、昨夏加入したローマでは充実の時間を過ごしているエイブラハム。シーズン序盤戦こそ得点ペースの上がらない時期もあったが、ここまではリーグ戦29試合の出場で15ゴールをマークしている。昨季はプレミアリーグで6得点に終わったストライカーだが、彼はイタリアで見事その評価を再浮上させていると言っていい。

加えて、現在のエイブラハムはコンスタントにゴールを奪うことができている点もポジティブだ。実は今季の同選手、第18節のアタランタ戦以降はリーグ戦2試合連続で無得点に終わった期間というのがない。2試合に1度は必ずネットを揺らしており、一定のペースで得点を積み重ねているのだ。下位クラブ相手に得点を量産し、肝心のビッグマッチではまったく通用しない。そんな選手も稀にいるが、エイブラハムはきちんとチームの欲しいところでゴールを奪うことができている。
現地時間21日に行われたラツィオとのローマ・ダービーでも2得点の大活躍を披露したエイブラハム。はたして、セリエAでコンスタントに得点を積み重ねることができているストライカーは、シーズン終了時にその数字を何処まで伸ばしているのだろうか。ひとまず、ここまで来たからにはリーグ戦20得点の大台は目指したいところだ。

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