レアルを切り裂き2アシストのデンベレ 去就不透明も来季のバルサに必要な存在だ

右サイドで脅威となったデンベレ photo/Getty Images

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オバメヤンとアラウホのゴールをアシスト

バルセロナはリーガ・エスパニョーラ第29節レアル・マドリード戦を4-0と圧勝した。右ウイングで何度もチャンスを生み出し絶好調だった男がウスマン・デンベレだ

今試合も右ウイングで先発出場したデンベレは、得意の鋭い仕掛けから右サイドを制圧する。29分には単独突破から、ピエール・エメリク・オバメヤンの得点をアシストを記録。自身のキックからロナウド・アラウホの追加点も生み出し、伝統の一戦で歴史的な1勝の中心にいた。

デンベレと対峙したナチョ・フェルナンデスもレアルで長くプレイする実力者だが、彼の守備をものともしないドリブルが、バルサの大きな武器となっていた。ナチョはデンベレの対応に追われ後手にまわるシーンが多く、攻勢に出るため63分に途中交代となってしまった。

いまだに来季の去就について不明ではあるが、ここまでの活躍を見せられれば、バルセロナも慰留に動くかもしれない。特にオバメヤンとの連携がよく、スピードのある両選手がテンポよく相手守備陣を打開している印象だ。バルサの新時代に向けてデンベレは必要なピースであることを自らが証明している。

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