まさかの“EL決勝進出”もあり得る ドルトムントまで倒したレンジャーズの快進撃

ドルトムントを破ったレンジャーズは不気味だ photo/Getty Images

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準々決勝ではブラガと対戦

毎シーズン欧州のカップ戦ではサプライズが起きているが、今季のヨーロッパリーグで台風の目となっているチームを挙げるならスコットランドのレンジャーズだろう。

決勝トーナメント進出を決めるプレイオフではドルトムントを2戦合計6-4で撃破しており、これは1つのサプライズだった。ドルトムントも万全の状態ではなかったものの、レンジャーズの攻撃に6失点も喫するとは予想外だった。

レンジャーズはベスト16にてセルビアのレッドスター・ベオグラードも華麗に4-2で撃破しており、なかなか侮れないチームと言える。何よりセルティックと同じくスコットランドのクラブはサポーターの熱気も凄まじく、そこも強みの1つだ。
現段階では復活の兆しを見せるバルセロナが優勝候補筆頭で、それを追う第2集団がウェストハム、アタランタ、ライプツィヒといったところか。ただ、ここにレンジャーズも加えるべきかもしれない。

英『BT Sport』にて、元イングランド代表MFオーウェン・ハーグリーブス氏もレンジャーズがファイナルまで進出する可能性があると口にする。

「レンジャーズはベスト8でブラガと対戦するけど、喜んでいると思う。彼らはこの大会で非常に良くやっているし、勝つだろうね。ブラガのことをリスペクトしないといけないが、私はレンジャーズが次のラウンドに進むと思う。サプライズのファイナリストにだってなるかもしれないよ」

今季は古橋や旗手ら日本人選手の奮闘が目立つセルティックに国内リーグをリードされているものの、昨季まで王者だったレンジャーズも十分に欧州の舞台で戦う力を持っている。ベスト8でも優勝候補とは言えないポルトガルのブラガを引き当てており、サポーターもベスト4入りを信じているはず。

決勝進出となればビッグなサプライズだが、レンジャーズはどこまで進めるのか。今季ヨーロッパリーグで見逃してはならない危険な存在だ。

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