ピナモンティ、デストロ、そしてバロテッリは選外 イタリア代表の前線はベストな人選か

エンポリで好調だったピナモンティ photo/Getty Images

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プレイオフへマンチーニが選んだのは

18日、イタリア代表はワールドカップ欧州予選プレイオフに臨むメンバーを発表した。

イタリアは昨夏のEURO2020を制している欧州王者だが、やや前線に不安があると指摘されてきた。今回のプレイオフでセンターフォワードに誰を招集するか注目が集まっていたのだ。

最終的に代表監督マンチーニが選んだのは、サッスオーロのジャコモ・ラスパドーリとジャンルカ・スカマッカ、EURO2020でもエースだったチーロ・インモービレ、トリノのアンドレア・ベロッティ、そしてカリアリよりジョアン・ペドロを招集した。
彼らがセンターフォワード候補となるわけだが、この選考は吉と出るだろうか。参考までに招集外となったFWを挙げてみると、ユヴェントスFWモイーズ・キーン、今季セリエAで9得点ずつ決めているエンポリFWアンドレア・ピナモンティ、ジェノアFWマッティア・デストロ、そしてトルコのアダナ・デミルスポルでのプレイが注目されていたマリオ・バロテッリといったFWが招集外だった。

同じセリエAでもデストロ、ピナモンティの数字は、トリノのベロッティ(4得点)をも超えていたのだが、マンチーニはこれまで継続的に招集されてきたベロッティの方を信じる決断を下した。

顔ぶれ的にはインモービレ、あるいはスカマッカが前線中央の中心人物になると考えられるが、この選考はプレイオフで結果に繋がるか。優勝した昨夏のEURO2020では決勝トーナメントに入ってからセンターフォワード陣になかなか当たりが出なかったこともあり、プレイオフではそこが1つのポイントになってくるだろう。

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