大岩ジャパンで輝く“鹿島のナンバー10” U-21日本代表で攻撃の中心を担う男

鹿島で10番を背負う荒木 photo/Getty Images

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荒木のアシストでクロアチアに勝利

ドバイカップを戦うU-21日本代表は、U-23クロアチア代表と対戦して1-0と勝利し、初陣を飾った。今試合の小田裕太郎の得点をアシストしたのは、途中出場でピッチに投入された荒木遼太郎だった。

試合は日本が決定機を作り出すも決めきれない展開が続く。すると73分、藤尾翔太に代わり荒木を途中出場させて攻撃のギアを上げ、81分に日本がゴールネットを揺らした。荒木が浮き球のパスを供給し、小田がペナルティエリア内に侵入。GKをかわして冷静にゴールを決め、日本に貴重な先制点を与える。

荒木は昨季大きなブレイクを遂げ、J1のベストヤングプレイヤー賞にも選出された。今季は鹿島アントラーズで10番を背負い、主力として輝きを放ちたい荒木にとってU-21での活躍は、自身にとっても大きな経験値となっているはずだ。

また大岩剛監督の下、鹿島の戦い方を熟知している荒木は戦いやすいことだろう。荒木と大岩監督は入れ替わりで在籍となるため、鹿島での直接指導の経験はないものの、大岩サッカーのDNAを荒木もある程度引き継いでいる。今後もこのチームで中心となって攻撃をけん引していくのは荒木かもしれない。

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