鎌田にとってもプラスに働く? フランクフルトにとって大きいU-21ドイツ代表MFの加入

今夏フランクフルトに加入することが発表されたアリドゥ photo/Getty Images

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今夏2部からやって来るヤングスター

2022年夏、ドイツ・ブンデスリーガのフランクフルトには頼もしきアタッカーが加わることとなった。現地時間23日、同クラブはハンブルガーSVからU-21ドイツ代表MFファリデ・アリドゥ(20)が来季から加入することを発表。まだ2021-22シーズンの段階ではあるものの、フランクフルトは着実にスカッドの整備を進めている。

今季はここまでドイツ2部で16試合に出場し、2ゴール7アシストという成績を残しているアリドゥ。ハンブルガーSVでは左サイドのウイングを主戦場としながら、攻撃的MFやセカンドトップでもプレイしている選手だ。ドイツ国内では次世代を担うアタッカーの一人としてかねてより注目を集めていたが、激しい争奪の末にこの才能はフランクフルトが確保することとなった。

そして、このアリドゥ獲得によってフランクフルトの攻撃は変わるかもしれない。今季は攻撃陣において鎌田大地とフィリップ・コスティッチの負担が大きい印象もあった同クラブ。彼らが活路を見出せないとなると試合展開が難しくなるゲームも散見されたが、このアリドゥ獲得によって左サイドには選択肢が増えることとなる。鎌田の負担軽減という意味でも、この20歳の加入はチームにとって嬉しいことと言って間違いないだろう。そして、定期的にローテーションを組めるようになることは鎌田にとってもプラスに働くはず。ポジションを争うライバルということ以上に、アリドゥの存在は来季の鎌田を助けてくれるかもしれない。
来季からフランクフルトに加わる新たな若き力。アリドゥがフランクフルトでどこまでその能力を発揮できるかは今から楽しみだ。

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