ドイツ代表の新鋭CBは夏にステップアップなるか 「夏に出ていく可能性もある」

ドイツ代表にも選ばれているシュロッターベック phto/Getty Images

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ブンデスで赤丸急上昇中のセンターバック

2022年夏の移籍市場にて、ドイツの中堅クラブからひとりの若者がステップアップを果たしていくかもしれない。少し前まではそれほど知名度のある選手ではなかったが、ドイツでその評価が高まっているのはフライブルクに所属するドイツ代表DFニコ・シュロッターベック(22)だ。

2021-22シーズンはここまで25試合に出場し、ブンデスリーガで2番目に少ない失点数(29点)を誇るフライブルク守備陣の中心として機能しているシュロッターベック。データサイト『SofaScore』によると、今季ここまでのリーグ戦ではタックル数(52回:リーグDF中4位)や地上戦勝利数(98回:同7位)、空中戦勝利数(84回:同2位)でいずれも印象的な数字を残しており、その存在感は今やブンデス屈指のレベルに到達したと言っていい。

そんなシュロッターベックだが、はたして来季の彼はどこでプレイしているのだろうか。ドイツ代表デビューを果たした先日のイスラエル戦後、同選手は自身の去就に関して「フライブルクとは2023年まで契約が残っているが、もちろん夏に出て行く可能性もある。移籍の可能性は非常に高いが、まだ何も決まっていない状態だよ」と語っている。今後の交渉次第ではあるものの、夏にステップアップを選択する可能性は高い。
現時点でその行き先候補に挙がっているのはバイエルン・ミュンヘン、ドルトムント、ニューカッスルの3クラブ。他にも獲得に興味を抱いているクラブはあるようだが、現段階ではこの3クラブが獲得に強い関心を示している状態だと独『Sport 1』が伝えている。いずれも最終ラインには不安を抱えている状況で、地上戦でも空中戦でも持ち味を発揮できる彼を確保できれば、この上ない補強となるだろう。

しかし、なかでもドルトムントはシュロッターベックの確保に必死か。今季はここまで、ブンデスリーガで38失点を記録している同クラブ。夏にバイエルンからニクラス・ズーレを獲得することが決まったものの、マヌエル・アカンジには放出の可能性が取り沙汰されている状況だ。マッツ・フンメルスにフィジカル面での衰えが見えてきたこともあって、純粋な身体能力で相手を封じ込めることのできるCBは喉から手が出るほど欲しいはず。守備の脆弱性を改善できなければ優勝を狙うのが難しい印象もあるだけに、シュロッターベックの確保には全力を投入することが予想される。

バイエルンやニューカッスルも確保には動くだろうが、この2クラブ以上にシュロッターベック獲得へ必死な姿勢を見せることが予想されるドルトムント。慣れ親しんだブンデスのクラブである上に、CL出場権も安定して確保できる位置にいる。選手にとっても悪くない選択肢のはずだが、はたしてこのドイツ代表DFは夏にどのような選択をすることとなるのだろうか。

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