A・サンドロ退団なら左SBの後釜に? ユヴェントスの獲得候補に浮上するワインダルとは何者か

AZで印象的なパフォーマンスを披露しているワインダル photo/Getty Images

オランダで活躍する22歳

2022年冬の移籍市場にて、FWドゥシャン・ヴラホビッチやMFデニス・ザカリア、DFフェデリコ・ガッティといった選手たちを獲得したユヴェントス。ガッティこそレンタルという形で所属元に残留したものの、ヴラホビッチとザカリアは加入後からここまでチームの戦力として十分な活躍を見せている。それぞれ自身の持ち味を存分に発揮し、上位勢を追走するユヴェントスのなかで存在感を発揮できていると言っていいだろう。

しかし、冬の補強で満足することなく、ユヴェントスは今季終了後にも積極的に動いてくることとなりそうだ。伊『calciomercato』によると、同クラブは夏の移籍市場で左サイドバックの新戦力獲得も目指しているようだ。2023年限りで現行契約が満了となるアレックス・サンドロの後釜確保に向け、ビアンコネリは動き出している。

では、現時点でその候補となっているのはどんな選手なのか。『calciomercato』によると、ユヴェントスが関心を示しているのはAZに所属するオランダ代表DFオーウェン・ワインダル(22)だという。ほかにも何人か候補はリストアップしているものの、現時点での有力候補は彼のようだと同メディアは伝えている。

今季はAZでリーグ戦24試合に出場し、1ゴール8アシストを挙げているワインダル。そのなかではドリブル成功率(59.26%:チームDF中1位)やキーパス数(32本:同1位)といった部門で印象的な数字を残している。積極的な攻撃参加で前線へと絡んでいく動きは絶品で、ボックス外からのシュートも魅力的な左サイドバックだ。獲得となれば、もしA・サンドロが退団となっても十分にユヴェントスの左サイドは支えることができる実力者と言えよう。

ほかにもアヤックスなどが獲得に動いているとされるものの、ユヴェントスにとっては非常に面白い存在であるワインダル。A・サンドロの後釜候補として浮上する同選手だが、はたしてビアンコネリは夏に彼を無事確保できるか。今後の動向には注目したい(記事内スタッツがデータサイト『SofaScore』より)。

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