復帰間近と伝えられるもまだ時間は必要? 残り約8カ月しかない古橋亨梧に残されたW杯までの時間

怪我に悩まされている古橋亨梧 photo/Getty images

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彼の復帰はまだか

三笘薫の2ゴールでオーストラリア代表を破ったことでワールドカップ・カタール大会への出場権を獲得した日本代表。勝ったことが最大の収穫だが、大迫勇也の代わりにセンターフォワードを務めた上田綺世の評価が上がっている。

浅野拓磨が先発であり、途中投入での26分と短いプレイタイムだったが、ポストプレイでの起点づくり、182cmの高さを生かしたエアバトル、ボールを受けてからのシュートまでのスピード、献身的な守備など多くの点で高水準であり、彼を大迫の後継者と考えたサッカーファンは多いだろう。期待感は大きく、大迫の後釜問題は解決しつつある。

しかし、CFではまだまだ試してほしい人材はいる、追加招集されたシント・トロイデンの林大地、そして今回は怪我で招集外となった古橋亨梧だ。

古橋は今夏の移籍市場でセルティックへ移籍し、リーグ戦では14試合で8ゴールを決めている。しかし、怪我の影響から離脱が続いており、今年1月には手術を行い今季はもうプレイできないとも伝えられたが、スコットランドメディア『Daily Record』では復帰間近であると報じており、3日のレンジャーズ戦のメンバー入りする可能性があるという。これは朗報だ。セルティックとしては攻撃アップ、日本代表とすれば上田と共にCFで試すことができる。

しかし、英『Football Insider』によると医学専門家であるベン・ディナリー氏は「古橋は3カ月も離脱していた。動きや試合勘は、そう簡単に戻らない。負傷前のレベルに達するにはしばらく時間がかかる」と話しており、復帰後すぐに以前の彼に戻るとは言えないと見解を示している。

ハムストリングを痛め怪我が長引いている古橋。ハムストリングは再発の可能性が高い場所であり、古橋はトップフォームで代表に戻ってくることはできるのだろうか。

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