2022年は“30歳”ネイマール勝負の1年だ 「PSGの彼との契約延長は最大のミス」

今季は思うような結果が出ていないネイマール photo/Getty Images

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今年はW杯を含め自身の価値を証明するとき

ネイマールは2022年を自分の1年にできるだろうか。2月に30歳を迎えたパリ・サンジェルマンFWネイマールにとって、今年は勝負の1年だ。

ワールドカップ・カタール大会が控えていることも理由の1つで、年齢的に最後のワールドカップになる可能性もある。ブラジル代表のエースとして目指すは優勝で、ネイマールの肩にかかる期待は大きい。

パリ・サンジェルマンでのパフォーマンスも重要だ。今季もチャンピオンズリーグを落としてしまい、クラブの悲願でもある欧州制覇はまだ実現できていない。ネイマールも怪我があり、満足なシーズンとはなっていないだろう。
そのパフォーマンスには批判もある。パリは昨年にネイマールとの契約を2025年まで延長しているのだが、仏『RMC Sport』にて元フランス代表MFエマニュエル・プティ氏はこのクラブの判断を批判している。

「パリ・サンジェルマン最大の問題をネイマールと呼ぶ。彼のサラリーと長期契約を考えても、彼を売却するのは難しい。特にワールドカップの数か月前ではね。パリにとって彼との契約延長は近年でも最大のミスだ。クラブの助けになっていない選手とどうして契約を延長できる?」

更新前の段階ではネイマールとパリの契約は2022年までとなっており、昨年に契約を更新しなければフリーで失う可能性もあった。確かに今季もリーグ戦では5得点3アシストと数字の面は寂しく、巨額なサラリーに見合う結果とは言えない。

しかし、まだ時間は残されている。いつまでパリに残るかは分からないが、プティ氏の見解が間違いであると証明するだけの時間は残されているのだ。

来季開幕からパリでペースを上げ、そしてカタール大会で大爆発を。ネイマールにこの活躍を期待したいところで、30歳の節目を迎えたネイマールにとって2022年は極めて重要だ。

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