チェルシー下部組織にまた超逸材? 次なるブレイク候補は18歳の“アザール風”ドリブラー

近い将来のブレイクに期待がかかるヴェイル photo/Getty Images

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マウントやR・ジェイムズに続けるか

MFメイソン・マウントやDFリース・ジェイムズを筆頭に、近年非常に優秀なヤングタレントを数多く輩出しているチェルシー下部組織。かねてより才能の宝庫ではあったのだが、ここ数年で同アカデミーに対する注目度はさらに上がっていると言えよう。出身者のなかには他クラブで活躍している選手も多く、ここ育った若手はサッカー界で一種のブランドとなりつつある。

そんななか、またもチェルシー下部組織から楽しみな逸材が出てくることとなるか。次なるブレイク候補として注目しておきたいのは、U-19イングランド代表MFハーヴェイ・ヴェイル(18)だ。

トップ下を主戦場としながら、攻撃的なポジションからインサイドハーフまで幅広い役割をこなすヴェイル。なにより魅力的なのはそのドリブル技術で、同選手は姿勢を低くしながら細かいタッチのボール捌きで突破を図る。得意とするのは左足だが、その姿はどこか往年のエデン・アザールを彷彿とさせる部分があると言っていい。才能は間違いなく一級品。すでにトップチームデビューは済ませているとあって、来季以降のブレイクには期待したいところだ。
今季は主にU-23カテゴリでプレイし、ここまで27試合の出場で9ゴール3アシストを記録しているヴェイル。はたして、この“アザール風”ドリブラーは今後チェルシーでどれほど大きな存在となっていくことができるのか。その成長は今から楽しみにしておきたい。

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