課題を克服する高精度なアシスト 右SBで積極的な攻撃参加を見せたゴメス

今後も輝きにも期待したい(写真はFAカップ) photo/Getty Images

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右SBでの出場となったゴメス

プレミアリーグ第31節でリヴァプールとワトフォードが対戦し、ディオゴ・ジョタとファビーニョの得点でリヴァプールが2-0と勝利した。この試合で先制点をアシストしたのがジョー・ゴメスだった。

トレント・アレクサンダー・アーノルドが負傷離脱中のチームで、ゴメスは右サイドバックとして先発する。積極的なオーバーラップで右サイドの攻撃に厚みを加えると22分、ゴメスのクロスボールにジョタが合わせて先制ゴールを決めた。

右サイドからタイミングよく攻撃参加を見せたゴメスに対し、ワトフォード守備陣は対応が遅れてしまう。その状況下でフリーとなっていたゴメスが、高い精度のクロスを供給。ドンピシャで合わせたジョタとのコンビネーションでゴールネットを揺らす。A・アーノルド不在の穴を埋める輝きを見せ、チームの勝利に大きく貢献する。
今季は右サイドバックでの出場も多いゴメスだが、A・アーノルドの代役として攻撃面で高いクオリティが求められる。守備面では高いパフォーマンスを見せてきたものの、サイドバックとして攻撃が課題となっていたゴメスにとって今節の活躍は非常に大きなアピールとなったことだろう。以前までは右サイドバックでの出場において守備での貢献度は高かったものの、攻撃時のインパクトを残すまでに至らなかった。今節の活躍によって同ポジションでも攻守両面での活躍に期待が持てそうだ。

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