1億ポンドMFがマンCでは単なる歯車に? 《6得点10アシスト》決めたアストン・ヴィラ時代との違い

今季よりマンCでプレイするグリーリッシュ photo/Getty Images

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決して悪いプレイをしているわけではないが……

昨夏1億ポンドもの移籍金でアストン・ヴィラからマンチェスター・シティへ向かったイングランド代表MFジャック・グリーリッシュ。

同選手の評価は難しいだろう。テクニックは高く、マンCでも決して悪いプレイをしているわけではない。しかし移籍金額があまりにも高額だったため、その金額に見合うパフォーマンスかは分かりにくいところがあるのだ。

英『Football 365』は小さくまとまっているのではないかと気にしている。
マンCを指揮するジョゼップ・グアルディオラの哲学は独特で、戦術面の規律も細かい。アストン・ヴィラでは攻撃の中心だったが、マンCではよりチームスタイルに合わせて動くことが求められる。

同メディアもグリーリッシュがマンCの歯車の一部になってしまっていると伝えており、やや無難なプレイが目立つマンC1年目と言える。

実際に成績だけで見ると、アストン・ヴィラでプレイしていた2019-20シーズンはリーグ戦で8得点6アシスト、昨季は6得点10アシストと、中堅クラブのアストン・ヴィラを強烈な個性で引っ張っていた印象がある。

しかし今季マンCでは2得点2アシストに留まっており、オレ様気質なプレイは減ったとも言える。

1億ポンドの金額から考えると、2年目となる来季はもう少しグリーリッシュ独自のカラーを見せて数字を上げてほしいところではある。それはイングランド代表でのプレイでも言えることで、今のグリーリッシュがワールドカップ・カタール大会のメンバーにふさわしいか意見は分かれるかもしれない。

本格的なジャッジは2年目となる来季になりそうで、そこでも数字が伸びなければグリーリッシュへの風当たりは厳しいものとなるか。

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