C・ロナウドが先発しなかったゲームは“0勝” 二桁得点者が1人しかいないマンUの現状

今季のロナウドは何かと批判もされてきたが…… photo/Getty Images

今節はロナウド不在でレスターと引き分け

今季マンチェスター・ユナイテッドFWクリスティアーノ・ロナウドは何かと批判を浴びているが、それでもマンUはロナウドの得点力に頼らざるを得ない部分もある。

2日に行われたプレミアリーグ第31節のレスター・シティ戦をロナウドは欠場したが、マンUは1-1で引き分けてしまった。何と今季のマンUは、ロナウドが先発しなかったリーグ戦では1度も勝てていないのだ。

途中出場だった昨年10月のエヴァートン戦(1-1)、11月のチェルシー戦(1-1)、今年2月のバーンリー戦(1-1)。

ロナウドが欠場したゲームでは今年1月のアストン・ヴィラ戦(2-2)、マンチェスター・シティ戦(1-4)、今回のレスター戦。さらにEFL杯もロナウド抜きで戦った昨年9月のウェストハム戦を0-1で落としている。

ロナウドは3月のトッテナム戦でハットトリックを記録し、チームを3-2の勝利に導いていた。このゲームもロナウド抜きでは落としていた可能性があり、現状マンUでロナウド以上に頼れるセンターフォワードは見当たらない。

とはいえ、来季もロナウドに頼り続けるわけにはいかない。ロナウドには残留の可能性もあるようだが、いずれにしても前線の火力不足は明らか。中長期的にチームを支えてくれるワールドクラスのストライカー確保へ動く必要がある。

今季リーグ戦で二桁得点を記録している選手が12得点のロナウド1人というのは寂しく、マーカス・ラッシュフォード(4得点)やジェイドン・サンチョ(3得点)といったところも思うように数字は伸びていない。ロナウドの得点力は今も魅力的だが、37歳の大ベテランに依存した状態でリーグ制覇は難しいだろう。

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