ミランにもいた元アルゼンチン代表MFを覚えているか トルコで輝き続ける“36歳”のレジスタ

現在はトルコでプレイを続けているビリア photo/Getty Images

トルコのクラブで中盤の要に

かつてラツィオやACミランで活躍した元アルゼンチン代表のレジスタを覚えているだろうか。その選手の名はルーカス・ビリア。2020年夏を最後にイタリアを離れた同選手は、今トルコで印象的な活躍を披露している。

今年1月で36歳を迎えたビリア。ミランでは怪我に泣かされる時間も多かったが、彼はその後向かったファティ・カラギュムリュクで本来の姿を取り戻している。加入初年度となった昨季はいきなり主将も任され、35試合に出場。守備的MFの定位置をガッチリと確保し、年齢を感じさせないパフォーマンスを継続して披露することに成功している。

そして、その勢いのままに今季もビリアはトルコで元気な姿を見せている。ここまでは公式戦30試合に出場して、1ゴール5アシストを記録中。中盤の底を主戦場としながらも、これだけ直接ゴールに絡むことができているのは非常に印象的だ。

加えて、21-22シーズンの同選手はパス成功数(1644本:チーム1位)やパス成功率(90.93%:同1位)、ロングパス成功率(70.0%:同1位)といった部門でチームトップの数字をマークしている(データサイト『SofaScore』より)。年齢こそ36歳だが、その存在感はスュペル・リグの中でも際立っていると言っていい。

優れたパスセンスを武器にトルコで印象的な活躍を続けているビリア。ミランを去ってから2年の時間が経過したものの、まだアルゼンチンの技巧派MFを忘れてはいけない。

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