来季はライプツィヒで見てみたい レンタル先で“無双状態”となっている若き中盤戦士とは

今季はアウストリア・ウィーンでプレイしているマルテル photo/Getty Images

オーストリアでは敵なしか

2021-22シーズンも、そのチーム内では若い選手が数多く躍動しているRBライプツィヒ。DFヨスコ・グヴァルディオル(20)やDFモハメド・シマカン(21)、MFドミニク・ショボスライ(21)、MFダニ・オルモ(23)……。こういった選手たちを筆頭として、今季もライプツィヒには有望株が揃っている。

そんななか、来季はそこへもう一人の優秀な若手が加わることとなるのだろうか。2021-22シーズン、レンタル先で結果を出しているのはU-21ドイツ代表MFエリック・マルテル(21)だ。

2021年の冬から、オーストリア1部のアウストリア・ウィーンへと武者修行に出されているマルテル。レンタル1年目となった昨季は加入後すぐにレギュラーへと定着すると、同シーズンは半年間でリーグ戦18試合に出場した。今季もチームの主力として、本職の守備的MF以外にセンターバックもこなしながらリーグ戦24試合に出場中。現時点でのタックル数(75回)と地上戦勝利数(110回)はいずれもリーグMF中トップの数字を記録しており、次第にオーストリアのレベルには収まらない選手となってきた印象だ(記録はデータサイト『SofaScore』より)。

この調子でシーズンを終えることとなれば、来季にはライプツィヒへレンタルバックしての活躍も見込めそうなマルテル。身長188cmのフィジカルを活かしつつ、ハードな守備で中盤にフィルターをかける男が帰ってくるとなれば、ドメニコ・テデスコ監督のチームにはさらに戦術の幅が出てくることとなりそうだ。

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