プレミアの水が合わなかっただけなのか 古巣で評価回復するエンドンベレの今

リヨン復帰後は印象的なパフォーマンスを披露しているエンドンベレ photo/Getty Images

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先日のウェストハム戦でも大活躍

トッテナムでは継続して好パフォーマンスを披露することができていなかったものの、彼には単にプレミアリーグの水が合わなかっただけなのだろうか。フランスへ舞い戻ってからというもの、周囲にそんなことを思わせる活躍を披露しているのはMFタンギー・エンドンベレだ。

スパーズでプレイした2年半では、満足いくプレイを見せることができていなかった。しかし、今冬古巣のリヨンへとレンタルで復帰したエンドンベレは、水を得た魚のように印象的な活躍を見せている。古巣復帰以降にここまで公式戦9試合に出場している同選手は、早くもチームの中盤に欠かせない存在となったのだ。

その変貌ぶりには、驚いている人も少なくはないはず。現地時間7日に行われたヨーロッパリーグのウェストハム・ユナイテッド戦でも、エンドンベレは66分に貴重な同点ゴールを記録している。この試合での活躍も含め、リヨン移籍後の彼のデータサイト『WhoScored.com』による1試合平均採点は「7.26」とハイレベルな数字をマークしているというのだから驚きだ。
トッテナムではやや苦しんだものの、慣れ親しんだフランスの地で徐々に自身のリズムを取り戻し始めたエンドンベレ。環境を変えることで、選手というのはここまで変わるものなのか。いずれにせよ、優秀な選手がその実力を遺憾無く発揮しているのは喜ばしいことだ。エンドンベレが開始した逆襲劇からは今後も目が離せない。

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