マンC戦の後半からの修正で存在感を発揮 リヴァプールの右SBはこの男しかいない

アレクサンダー・アーノルドは攻守に躍動 photo/Getty Images

ジョタのゴールをアシストした

プレミアリーグ第32節でリヴァプールは、マンチェスター・シティと対戦。注目の首位攻防戦は、2度のビハインドをリヴァプールが追いつき、2-2のドローで決着している。右サイドバックで先発したトレント・アレクサンダー・アーノルドは、攻守で存在感を発揮した。

特にアレクサンダー・アーノルドのよさが顕著となったのは後半だった。前半はディオゴ・ジョタの同点ゴールをアシストするなど結果を残しているものの、ジョアン・カンセロの裏のスペースを狙おうと高い位置を取ったことで逆に相手のロングボールからピンチを招くなど、攻守のバランスが悪かった。

ハーフタイムで修正を行ったユルゲン・クロップ監督は、最終ラインを少し下げてスペースを突く攻撃に対応。攻守のバランスが取れ始めたアレクサンダー・アーノルドは、積極的なオーバーラップを見せるだけでなく、前半ではあまり見られなかった逆サイドへの正確なロングボールを供給して、攻撃の幅を広げた。
守備時もフィル・フォーデンやカンセロのスピードに後手を踏んでいたものの、後半からは守備の意識を高め前半ほど簡単にやられなかった。前回対戦では怪我で出場できず、今回も直前まで離脱していたため、出場が怪しまれた同選手。結果的に間に合い、同点弾のアシストや、守備でもチームを締める活躍を見せる。リヴァプールの右サイドバックは彼以外考えられないだろう。

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