好ゲームで発揮された守護神の集中力 浦和とFC東京のドローに西川、スウォビィクの活躍あり

FC東京のチャンスに立ちはだかった西川 photo/Getty Images

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両者の決定機に立ちはだかった

J1第8節でFC東京と浦和レッズが対戦。両者決定機を作り出すも最後まで決め切れずスコアレスドローに終わった。両者とも決してチャンス自体は多くなかったが、決定的なシーンを作っており、決め切れば勝ち点3を得ることはできた。そこで立ちふさがったのが両守護神だ。

FC東京はアルベル・プッチ・オルトネダ監督、浦和はリカルド・ロドリゲス監督とスペイン人指揮官対決となった今試合。ボールを保持しながらゴールを狙うスタイルを志向する両者の主導権争いは熾烈を極める。

後半からはオープンな展開となり、決定機が増えていく。61分にはFC東京がCKのチャンスを得ると、永井謙佑がゴール前でシュートを打つも西川のブロックに阻まれる。対する浦和も70分に中央からの直接FKを岩尾憲が狙うも、ヤクブ・スウォビィクの好セーブに遭い、ゴールネットを揺らすことができない。

さらにFC東京の今試合最大の決定機は82分。途中出場のアダイウトンが、左サイドからのカットインで右足を振り抜く。ペナルティエリア外から西川の意表を突くシュートとなったが、右手でパンチングして得点を許さなかった。西川、スウォビィク両GKとも3本のセーブ数を記録。得点こそなかったものの両者決定機を作るなど引き締まったゲームとなり、両守護神の集中力やクオリティの高さが目立った一戦になった(データは『SofaScore』より)。

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