小柏に続き興梠慎三も離脱へ 怪我人相次ぐ札幌攻撃陣の前線起用

1トップに起用されているシャビエル photo/Getty Images

鳥栖戦後に手術を行った

北海道コンサドーレ札幌は今季、開幕から6試合連続ドロー発進となり、第7節のサガン鳥栖で0-5と完敗を喫した。続く名古屋グランパス戦で2-0と初勝利を挙げるものの、12位と苦しい状況が続いている。

そんな札幌がさらに厳しい状況に直面する。今季浦和レッズから期限付き移籍中の興梠慎三が右膝内側半月板を損傷したことをクラブ公式が発表。全治については明かされていないものの、数ヵ月の離脱が予想される。

ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の戦術を熟知した35歳は、今季ここまで5試合1得点を記録。攻撃の起点として復活に期待されていた。札幌は右ハムストリングの肉離れを負い離脱中の小柏剛に続き、FWを失う形となった。

ペトロヴィッチ監督のスタイルはFWを基点として攻撃を形成しており、今までも鈴木武蔵やアンデルソン・ロペスなどフィジカルの強いストライカーを据えることが多かった。シャビエルを最前線で起用した形が増えているが、小柏や興梠といった前で身体を張れる選手を前線に置きたいところだろう。

名古屋戦で今季初勝利を手にした札幌だが、前線の組み合わせについては、今後もペトロヴィッチ監督は頭を悩ませることになる。

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