来季ここに《三笘&25ゴールFWウンダフ》がくるぞ 若き宝石揃うブライトンに見えるTOP10入り

先日にはアーセナルも撃破したブライトン photo/Getty Images

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現在は11位と善戦中

2022年は日本代表FW三笘薫が一気にジャンプアップする年になるかもしれない。すでに日本代表ではブレイクが起きているが、クラブの方でも来季にはプレミアリーグで躍動している可能性がある。

今季の三笘はイングランドのブライトンからベルギーのロイヤル・ユニオン・サン・ジロワーズにレンタル移籍しており、労働許可証の部分がクリアされれば来季よりブライトンの一員としてイングランド・プレミアリーグでプレイすると見られている。

そのブライトンもなかなか面白いチームだ。先日はアーセナルを2-1で撃破しているが、今のブライトンには若き実力者が揃っているのだ。
先日のアーセナル戦でついにプレミアデビューを果たし、エクアドル代表では主力としてワールドカップ・カタール大会出場に貢献した20歳のMFモイセス・カイセド、右サイドを疾走する攻撃型サイドバックのタリック・ランプティ(21)、左サイドには同じく攻撃的なマルク・ククレジャ(23)がいる。

中盤ではカイセドに加えて昨夏ザルツブルクから獲得したザンビア代表MFエノック・ムウェプ(24)、25歳のマリ代表MFイヴ・ビスマ(25)がおり、両者とも中盤でハードワークできる。

また現在は負傷離脱しているが、ポーランド代表の23歳MFヤクブ・モデルも主力だ。190cmのサイズを備えており、セントラルMFの位置は層が厚い。ビスマにはビッグクラブも関心を示しているが、仮にビスマを奪われても穴を埋めることは可能ではないか。

GKではスペイン代表にも選ばれた24歳のロベルト・サンチェス、前線では24歳のアルゼンチン人MFアレクシス・マック・アリスター、チームトップとなる8ゴールを挙げる25歳のFWニール・モペイがいる。

三笘の突破力はプレミアでも通用するか photo/Getty Images

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攻撃は三笘&ウンダフのコンビに託したい

そしてここに三笘だ。今季のブライトンは失点を37点に抑えており、現在は11位と残留が確実な位置にいる。この失点数は4位トッテナムと同じ数字となっており、30歳のDFルイス・ダンクや27歳のアダム・ウェブスターら守備陣はある程度信頼できる。

問題は攻撃面で、ここまではリーグワースト4位となる28ゴールしか奪えていない。来季はここの改善が必要で、三笘の合流はチャンスメイクの面で心強い。左サイドから三笘のドリブルが通用すれば、ブライトンのシュートチャンスは増えるだろう。

そして今冬には三笘と同じサン・ジロワーズでプレイするドイツ人FWデニス・ウンダフ(25)の獲得をまとめており、こちらも来季より合流する予定となっている。

ウンダフも初の5大リーグ挑戦とはなるが、今季はベルギー国内リーグでトップとなる25ゴールを記録しているストライカーだ。その活躍からドイツ代表入りの可能性も囁かれており、ウンダフにとってもブライトン移籍は大きな挑戦だ。

イングランド2部のストーク・シティにレンタル移籍しているセネガル代表の大型FWアブダラー・シマ(20)の成長にも期待したいところで、レンタル組を含めたブライトンの若き戦士たちはなかなか興味深い。

現戦力の残留に成功し、そこに三笘とウンダフが加われば来季はトップ10入りも夢ではないかもしれない。その先には11月のワールドカップが控えており、三笘は今年下半期に世界的なブレイクを果たす可能性がある。来季の三笘、そしてブライトンは日本のサッカーファンも注目すべきチームとなりそうだ。

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