A・アーノルドにも負けぬ鋭いキックで得点を創出 2アシストとCLで輝いたリヴァプールSB

2アシストを記録したツィミカス photo/Getty Images

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ロバートソンではなくツィミカスを起用

リヴァプールはUEFAチャンピオンズリーグの準々決勝でベンフィカと対戦。1stレグを3-1と勝利し、2ndレグも3-3と同点で終了。2試合合計6-4でベスト8を勝ち抜いた。積極果敢にオーバーラップを仕掛けたツィミカスは2アシストの活躍で、この試合のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれる。

1stレグで2点差を付けて迎えたホームでの2ndレグで、ユルゲン・クロップ監督は最終ラインを大幅に変更。1stレグからイブラヒマ・コナテを除く3人を入れ替え、ターンオーバーで今試合に臨んだ。

そこで高いパフォーマンスを見せたのがツィミカスだ。左足から高精度のキックを供給するツィミカスは、21分にCKのキッカーを務めると、コナテの先制点をアシストする。65分にもFKからロベルト・フィルミーノが合わせてゴールネットを揺らし、2アシストを記録する結果となった。

左足から放たれる精度の高いキックは、まさにリヴァプールの大きな武器となっている。2アシスト目のフィルミーノへの鋭いボールは、アレクサンダー・アーノルドを彷彿とさせるようなキックだった。出場機会こそ限られてはいるものの、公式戦で7アシストを記録しており短い時間で、“リヴァプールのSB”としての輝き方を見せた。彼がバックアップにいることで、層の厚さも際立っている。

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