ニューカッスルの“ビッグクラブ化計画”は意外にも堅実? 先を見据えた補強戦略の次なるターゲットは

ニューカッスルは次世代を担う逸材の確保にも着手しているようだ photo/Getty Images

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アイルランドの若き才能に興味?

昨年新たな経営体制へと移行したことにより、世界でも有数の資金力を誇るクラブへと変貌を遂げたニューカッスル・ユナイテッド。そのなかで冬の移籍市場でさっそく複数の実力者を獲得するなど、同クラブは早くもその資金力を駆使してスカッドの強化を行なっている。

しかし、少し意外にもニューカッスルの補強は堅実なのかもしれない。すでにサッカー界で名の知れ渡った実力者だけでなく、今季終了後の同クラブは未来を見据えた人材の確保にも取り組むようだ。英『Daily Mirror』によると、今夏のマグパイズはアイルランドでプレイする17歳の確保に向かうようだ。

その17歳とは、ゴールウェイ・ユナイテッド(アイルランド)に所属するU-21アイルランド代表DFアレックス・マーフィーだ。かねてより同選手に目をつけていたとされるニューカッスルは、ゴールウェイとの現行契約が満了を迎える今季終了後に彼の獲得に乗り出すと『Daily Mirror』が伝えている。
今季はここまでアイルランド1部で7試合に出場し、左サイドバックのレギュラーとして奮闘を見せているマーフィー。本職はセンターバックの選手ということもあり、彼は安定感ある守備を武器に現時点で2位につけるゴールウェイの躍進を支えている。ニューカッスルの左SBにはマット・ターゲットを筆頭に人材が揃っているが、CBもこなすマーフィーは現時点でも守備陣における非常に使い勝手の良いバックアッパーとして機能するはず。加えて、まだ17歳というのは年齢的も今後大きな成長が見込めることだろう。移籍金ゼロというのも魅力的で、加入となれば面白い補強となるのは間違いない。

ビッグネームの補強だけでなく、将来を見据えたティーンエイジャーもこまめにチェックしている様子のニューカッスル。莫大な資金力だけに頼ることなく、同クラブは着実に“ビッグクラブ化”を推し進めていく方針なのかもしれない。

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