加入は“2年後”の2024年 ライプツィヒが目をつけたクルトワ2世候補の守護神

ヘンクで活躍するファンデフート photo/Getty Images

20歳ながらヘンクでは主力

ドイツのライプツィヒといえば若手の才能を伸ばすことに定評があり、その育成力とスカウンティング力は非常に高いレベルにある。

そんなライプツィヒが今回目をつけたのは、伊東純也も所属するベルギーのヘンクでプレイする20歳のU-21ベルギー代表GKマールテン・ファンデフートだ。まだ20歳と若いGKだが、すでにファンデフートはヘンクの守護神となっている。

今季はベルギー国内リーグで7番目に多い89セーブを記録しており、これほど若い年齢で経験を積めているGKは魅力的だ。U-21ベルギー代表にも選ばれており、ベルギーではティボー・クルトワの後継者候補の1人といったところか。

ライプツィヒはすでにファンデフートと契約を結んでおり、ライプツィヒには2024年に合流することになる。かなり変わった契約だが、ライプツィヒは今のうちにアプローチしておくべき逸材と判断したのだろう。チームの守護神であるペーテル・グラーチが31歳を迎えていることを考えると、2年後は世代交代を検討する時期だ。そこにファンデフートが絡んでくれば面白い。

今季のベルギー国内リーグでは若いGKの奮闘が目立っており、17位に沈むセラン・ユナイテッドではファンデフートと同じ20歳のU-21フランス代表GKギヨーム・ディーチュもリーグ2位となる110回のセーブを記録するなど頑張っている。

ディーチュはフランスのメスFCから2年間のレンタルでセラン・ユナイテッドに加わっているのだが、ここで経験を積んでいるのは大きい。こちらも将来のフランス代表守護神候補か。

ファンデフートとともに2年後には注目を集める存在になっている可能性もあり、今季ベルギーで奮闘する2人の若きGKには注目だ。

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