アーセナルの9番にはなりきれず 今季13試合で無得点のエンケティアは苦戦中

アーセナルで将来期待されるエンケティア photo/Getty Images

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ビッグクラブの最前線に入れる選手なのか

今冬にFWピエール・エメリク・オバメヤンが電撃的に退団し、アーセナルのセンターフォワードは層が薄くなった。

ここにはアレクサンドル・ラカゼットもいるが、このチャンスを活かしてほしかった選手がいる。22歳のFWエディ・エンケティアだ。

現在のヤング・アーセナルの中でも期待されているストライカーの1人で、U-21イングランド代表は17試合で16ゴールと実績も出している。
しかし、プレミアリーグではなかなか得点が決まらない。今季は12月より出番が増えているのだが、未だに無得点だ。ポテンシャルは高いと評価されてきたが、トップ4入りを狙うアーセナルの最前線を任せるにはまだ不十分と言わざるを得ない。

もちろん大半のゲームが途中出場になっているのは事実で、プレイタイムそのものは166分間と限られている。とはいえ、ここで一発でも決めていれば評価は大きく変わったはず。

エンケティアとクラブの契約は今季限りとなっており、このまま退団となる可能性が高い。22歳と焦る年齢ではないものの、エンケティアももう少しプレイタイムを増やしたいだろう。アーセナルよりは中堅クラブから再出発する方がいいかもしれない。

アーセナルとしてはエンケティアの才能を引き出したいところだったが、まだプレミアで大暴れする段階にはなかったか。将来的にはA代表にも絡める逸材と期待されるだけに、来季はトップリーグで実力が通用することを証明するシーズンにしたいところだ。

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