デ・リフトと組めば最高級の若きCBコンビ完成か ユヴェントスが見つめる“NEXTヴァラン”

ユヴェントスが獲得に関心を寄せているとされるバディアシル photo/Getty Images

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フランスで伸びる大型DFに熱視線

ジョルジョ・キエッリーニやレオナルド・ボヌッチも大ベテランも領域に足を踏み入れ、近年各方面から最終ラインの補強が必要との声が盛り上がっているユヴェントス。今季はマタイス・デ・リフトの成長やダニエレ・ルガーニの奮闘も見られているが、来季以降を見据えるのであれば若い世代の即戦力級センターバックはもう1枚欲しいところだ。

そんななか、ユヴェントスは今夏フランスで“NEXTラファエル・ヴァラン”との呼び声も高いセンターバックの確保に動くのか。伊『calciomercato』によると、同クラブは現在ASモナコに所属するU-21フランス代表DFブノワ・バディアシル(21)の獲得に向けて動き出しているという。

まだ若いながらも、モナコでは最終ラインの主力として守備陣を支える存在となっているバディアシル。今季は怪我による欠場が多かったなかでリーグ戦の出場が18試合にとどまっているものの、そのなかでは印象的な活躍を披露している。特に注目したいのは身長194cmのサイズを生かしたエアバトルの強さで、今季リーグ・アンにおける空中戦勝率はここまで驚異の72.34%を記録中。加えて、ロングパス成功率も53.33%という安定した数字を叩き出しており、彼が攻守においてハイレベルな能力を備えていることは、こうしたスタッツからも窺い知ることができるはずだ。
このような成績を見るに、デ・リフトとコンビを組めば攻守両面で高い水準の最終ラインを形成できそうなバディアシル。問題は4000万ユーロにものぼるとされる高額な移籍金だが、はたしてユヴェントスはこの若き有能CBを無事に確保することができるのだろうか。加入となれば間違いなくビアンコネリにとっては大きな力となるはずなだけに、強化部門は腕の見せどころとなるかもしれない(記事内スタッツはデータサイト『SofaScore』より)。

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