29歳のポグバをどう評価する? ワールドクラスMFも、争奪戦は起きていない

マンUでプレイするポグバ photo/Getty Images

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マンUでのパフォーマンスは波もあって評価が難しい

マンチェスター・ユナイテッドMFポール・ポグバをどう評価すべきか。これはサッカーファンの間でも議論は分かれるだろう。

好調時のポグバがワールドクラスのMFなのは間違いないが、マンUに復帰してからはパフォーマンスに波がある。怪我の影響でフルシーズン戦えないシーズンがあるところも気がかりで、今季も昨年10月から3か月ほどハムストリングを傷めて離脱している期間があった。

今季の成績はリーグ戦で1得点9アシストとチャンスメイクの部分で違いを生んでいるが、ポグバが受け取っているとされる週給は29万ポンドとかなり高額だ。そのサラリーに見合うパフォーマンスかは微妙なところだ。
3月には29歳の誕生日を迎えており、もう若い選手でもない。クラブとの契約は今季限りとなっているが、仏『Foot Mercato』は思ったほどポグバに注目しているクラブは多くないと取り上げている。負傷歴や年齢、マンUでのパフォーマンスを考えれば、高額なサラリーを支払ってまで獲得に動くクラブは少ないか。

以前はレアル・マドリード、古巣ユヴェントスが関心を示してきたが、同メディアは両クラブがそこまでポグバ獲得を優先していないと見ており、現状動きがあるのはパリ・サンジェルマンくらいだ。

持っている能力はワールドクラスで間違いないが、マンUに復帰してからは絶賛される機会も限られている。今となってはマンU復帰が正解だったかも分かりづらく、年齢的にもやや評価の難しい選手になってしまったか。

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